対人恐怖症完治に不可欠な2つの治療法

日本では残念なことに、心療内科や精神科へ通うことへの理解が薄いということがあります。そのため、変に思われるのではないかという気持ちが病院へ行くことへの抵抗感となり、自分で治そうと無理をしてしまう人が多いのです。こうした自己判断は危険なこともあり、自分で治さなくてはというプレッシャーから症状を悪化させる原因にもなりかねません。対人場面において不当に強い不安や緊張に悩まされることがあるならば、やはり専門医を受診するのが一番なのです。受診するのは、心療内科でも精神科でも構いません。あなたが負担なく通院できる病院で、信頼できる医師に出会うのが大切です。そのため、受診前には、対人恐怖症の治療に対応してもらえるかを、事前に電話などで確認しておくといいでしょう。

対人恐怖症を完治させるために不可欠な専門医の治療というのがどのようなものかについてをお話したいと思います。

専門医が行う治療は、不安や恐怖などに対する心への治療と、動悸や震えなどの身体症状を軽減する体への治療が2つの軸になります。まず、必ず行われるのが投薬による治療です。対人恐怖症には SSRI、β遮断薬、抗不安薬などの有効薬があります。それぞれ、不安を軽減したり、身体症状を抑える効果がありますが、適切な場面で適切な薬を服用すつことで、対人恐怖症の症状をかなり軽減することができます。

しかし、薬だけでは対人恐怖症の根本的な治療にはなりません。薬を服用している間は、不安の少ない生活を遅れますが、基本的には薬の服用をやめれば症状は元にもどると考えてください。薬の力を借りて、不安の無い生活を送る経験を積み重ねて自信をつけたり、治るという確信を持つことによって対人恐怖症の根本治療に繋がることは、もちろんあります。しかし、それにしてもそこに導いてくれる専門医のサポートはかかせません。

投薬と合わせて心の治療を行うことが大切です。ですから、対人恐怖症と診断したにも関わらず、医者が薬の処方しかしてくれていないならば、あなたは主治医を見直す必要があると私は考えます。心の治療で行うことは、不安や緊張を生じる場面での対処の仕方を学んだり、不安や緊張を生じる原因そのものを解消することです。認知療法といわれる治療が効果的とされており、広く行われています。

勇気がいるかもしれませんが、専門医を尋ねてみてください。上記の2つの治療で対人恐怖症は必ず治ります。


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